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『リズと青い鳥』3回目【山田尚子監督ミニトーク・入場者プレゼントお渡し会】

2018/07/05
 
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『リズと青い鳥』の3回目に行ってきました。

今回はいろんな方の感想ブログを見たうえで、画面内に散りばめられている情報収集に意識を全振りして見てみました。

様々な方の考察記事を見てみると、やっぱり人によって着眼点や解釈が違ったりしますのでとても面白いです。結構新たな発見があったりして鳥肌立っちゃったりもしました。

この3回目の鑑賞では、その新たな発見は映像で見るとどうなのか?本当にそんな考察が出来るのか?

という感じで確認的な鑑賞になりました。

また、それ以外でも新たに自分で発見して鳥肌が立った・・・なんて個所もありましたので、その辺もお伝え出来たらなと思います。

最後には【山田尚子監督ミニトーク・入場者プレゼントお渡し会】のことも少し書いてあります。

 

今回もまぁまぁ長いですが、よろしければお付き合いくださいませ…

 

それでは…

 

 

 

みぞれはあまりにも「青い鳥」だった

もしかしたら3回目だったからそう思えたのかもしれません。

童話の絵本を読んで「これって私たちみたいだね」と希美。

始めて見たとき、この場面だとそりゃあ「青い鳥=希美」って頭の中に入りますよね。

だってあらすじを紹介するときに「ひとりぼっち」ってすごい強調するんですよ。

「ひとりぼっち」の女の子のところに少女がやってきたって…

みぞれはハッとします。

自分はリズであると……

 

 

 

ところで……

 

童話の一番初めの部分「ひとりぼっち」だったのは誰でしたか?

 

 

 

 

「ひとりぼっち」だったのは「どの動物」でしたか??

 

 

 

 

まぁあくまで映像でのお話で、絵本にはそうは描かれてはいないのかもしれませんが…

希美が青い羽根を拾うシーンよりも前、本当に最初の最初からそういう描写があったということです。

 

また、リズと青髪の少女が草原で一緒に座っているとき

足のつま先をポンっとぶつける仕草があります。

これ、見たことありますよね。

 

登校時のアレです。

 

…ちょっと考えすぎですかね?

 

 

まぁこんな感じで、青い鳥=みぞれであるという表現は実は随所にちりばめられていたと、

僕はそう思います。

ちなみに冷静っぽく(?)書いてますけど、上映中はずっと鳥肌立ちっぱなしで持ってたハンカチを雑巾を絞るくらいの強さで握りしめてましたw

 

一方希美は・・・?

一方希美は嫉妬の感情が表面化してくるまではリズっぽいような「手放したくない」的な言動はあまりしていない気がします。

一番わかりやすいのはプールにみぞれを誘ったら「他の子も誘っていい?」って言われた時の顔ですかね。

「珍しい!」って驚いてるけど、それを言うまでの間が何とも……

一瞬「嘘…」みたいな寂しいような表情をしていたような気もします。

 

その辺からきっと徐々に気付いているんでしょうね。

「自分はもしかして…」と…

こうして徐々に気付いてきてからの、2人がリズと青い鳥は本当はどちらがどちらなのかと画面が二つに割れて「今は…!」となるシーン。

やはり圧巻です。鳥肌モノですよ、ええ。

 

ちなみにちょっと脱線しますけど、なかよし川さんいい奴過ぎませんか?みぞれ寄りか希美寄りかという違いはありますけどね。

なかよしコンビマジ癒し…

 

そして怒涛のラストへ…気になったシーンは消化出来ました!

覚醒みぞれの演奏シーンへ。

演奏が始まると、みぞれの今までとの違いにみんな驚くんですけど…

 

 

希美が圧倒的な早さで気付くのがホントにもう・・・

 

 

やっぱりそれだけみぞれのこと気にしてたってことなんでしょう。

ハンカチが完全に雑巾絞り状態にされてました。

あと泣いてました。

これ何度見ても破壊力抜群ですね…

 

そして前回の記事の最後の方に書きました。

みぞれが「聞いて」と言った後に希美は期待するような表情をする

このシーン、ちゃんと見ました。

 

ぶっちゃけ言われないとわかりません

 

結構ちゃんと意識してないと見逃してしまうと思います…

でも意識してみればここを物凄く深く見ることができます。

希美はもう埋められない「」を見せつけられて音楽室を逃げ出しますよね。理科室へ。

 

そういえばみぞれってよく理科室にいましたよね。

逃げた先が理科室って…もうダメだ

涙腺がぶち壊される…

 

希美は多分みぞれが理科室に来ることを知っていて理科室に行ったわけです。

みぞれと会いたかった。会って話がしたかった。自分のドロドロの感情をみぞれにぶつけたかった。

そして救ってほしかった…

 

希美のまくしたてるのを遮ってのみぞれの「聞いて」

ほんの一瞬希美の表情に希望が宿る。

ついに…救ってくれるかもしれない…

 

大好きのハグをして、お互いに好きなところを言い合います。

これだけで以前の2回はめちゃめちゃ泣けます。お互いに言いたいこと言えたねって。でも今回は見方が違います。

みぞれ…言ってあげてくれ…フルートを褒めてあげてくれよ…

言ってくれません。

みぞれが「希美の全部…」と言った時点で、これは言ってくれないと思った希美。発言を遮ってヒントを出します。

「みぞれのオーボエが好き」

ユーフォのテレビアニメ2期4話でも言ったこの言葉。

字面は同じですが込められた感情があまりにも違いすぎます。

言ってくれみぞれ…希美を救えるのはお前しか…

みぞれは言えません。だって吹奏楽なんて大して大事じゃないんですから思いつきません。

冒頭のシーンで「リズと青い鳥」という曲も童話も知りませんし、この物語の中では結構有名っぽい卯田さんという作曲家についても知りません。

みぞれにとっては「希美」その人そのものが大事だから、それ故に希美を救うことが出来ないんです…

希美は待ちます。震えています。目が泳ぎます。

みぞれは…何も言えません

そして、一瞬です。ほんの一瞬、希美の表情が絶望に変わって…

「ありがとう!」

 

もう、ダメだ…これで泣かない人がいるだろうか?いや、ない…

無理じゃないですかこんなの…

 

大好きだからこそ救えないって…こんなことあっていいんですか…

希美も作り笑い下手すぎるよ…

 

帰る途中で、自分がみぞれを吹奏楽に誘った時のことを思い出すのももう何とも…

うまく言葉が出てきません…

 

 

でも、ハッピーエンド

こう考えるとラスト清々しくなり過ぎかな?とも思うのですが、やっぱりお互い進路がはっきりしたことで吹っ切れたのかな?とも思います。

何より、みぞれが希美の後をくっついているだけじゃなくて、ちゃんと対等の友達になれたようであることが本当によかったですね。

末永くお幸せに…

 

 

 

やっぱり物語はハッピーエンドがいいよ!

 

 

本当に、みんなに、見てほしい

何か前回の記事と終わり方が似てますねw

上映が終わった後は、山田監督が挨拶と入場者プレゼントについて少し喋っていました。

プレゼント表

うーん尊い…

 

監督「2人には末永く幸せになってほしいと思って描きました」

監督お前もかよ!

やはり、のぞみぞ is 尊い

ということなんですね。

 

あと、司会の人が観客に鑑賞何回目か聞いたところ

約9割が5回目以上でした。

ちなみに10回以上も7割くらい手が挙がってた気がしますね…

 

でも深い考察とかされている方はそのくらい見てるんでしょうねきっと。

見るたびに発見があって、その度に鳥肌が立つ。

本当にとんでもなく凄まじい作品が出てきてしまったなと思います。

 

ここまで見てくださったあなたは多分もうリズ鳥は見られていると思います。長いことお付き合いいただきありがとうございました。

何かあなたなりの考察とかご感想とかありましたら是非お聞かせください!!

もしここまで読んだけどまだ見ていないというあなた!!

見ましょう。僕が言えるのはそれだけです。

 

リズと青い鳥、本当にありがとう。素晴らしい映画でした。

 

それでは失礼します。

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